音声合成ツール「UTAU」向けの音源から派生したキャラクターを愛でています。
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美少女チキちゃんになって逃げ回る夢を見たので小説もどきうpる\(^o^)/内容に対して地味に長くてごめんなさい!!こんな夢見て大丈夫か私の頭!!!ごめんなさいごめんなさいすみませんチキちゃん許して
やまもたにもおちもないよ!!
やまもたにもおちもないよ!!
目が覚めると、私は見知らぬ場所にいた。高い天井、薄暗い照明…身体が痛いので下を見ると、列続きの椅子に横になり、肘掛けに首と膝が乗っかった状態。まるでお姫様だっこされているような格好をしていた。ここは、舞台か何かの客席なのかしら。
起き上がって辺りを見回すと、とてもとても大きなホールだった。しかもオペラを見るような、豪華な二階席まで付いている。アンティークな雰囲気が漂っていて、重い空気にぐっと飲み込まれそうになった。
その向こうに舞台があるであろう大きなカーテン幕に某然と見入っていたその時、
「誰だ!!…誰かいるぞ!くせ者だ!!」
背後からの大きな声に心臓が飛び出す。男の声だった。
我に返り即座に男とは反対方向の扉を目指して駆け出した。
「はぁ、はぁ、」
ホールを出てから足を止めずに走る。捕まえろ!!の声を聞くたびに冷や汗が背中を伝う。赤い絨毯の敷かれた廊下を走り抜け、階段を上がり、城のような壁に囲まれた空間から外に出られる扉を探して探して、やっと見つけた。
力いっぱい押すと、ぎぃぃいいと鈍い音がして鉄製の扉がゆっくりと開いていく。
ざああああああああ…
ここに来てなぜか水の音。滝が目の前にあった。
「いたぞー!!」「こっちだ!」
…見つかってしまった!
とにかく飛び出して隠れられるところを探す。月明かりが照らす中、滝壺は目の前。あとは人が誰もいない、だだっ広い広場があるだけだった。なんとか回り込んで、滝のそばの、あの背の高い草が生えている場所に隠れよう。手段は選べない!
私は見覚えのない、ふわふわの白いワンピースをぎゅっと握って川に浸かっていった。あともう少し、滝の裏側へ…!
〜〜〜
…辿り着いた。
オレンジ色の髪が目立たないように、しゃがみ込んでじっと下を見つめる。奇跡的に間に合ったみたい。
サンダルが少しだけ水を吸って気持ち悪いけど、ここならようやく安心できるだろう。
時の流れと水の音で、高ぶっていた気持ちがだんだんと静まっていく。だいぶ心が落ち着いてきて、家が恋しくなってきた。お家に帰りたい。
早くこんなところから出ていかないと。
こっそりと辺りを窺いつつ立ち上がり、逃げ道がないか考えを巡らせていると、突然目の前が真っ暗になった。一拍遅れて、頬に生暖かい息がかかる。
「みーつけた」
重い、動けない…何時の間に腕を押さえられてしまっていた。わけがわからない…!
「離して!離してよ!!」
思いっきりもがいて足を振り上げたが膝で止まってしまう。暴れても腕は動かない。どうしよう、どうしよう、
怖くて怖くて足の力が抜けてきたとき、背中にあったはずの岩壁がふっと軽くなった。少し身体が傾いた気がして、浮遊感に目が眩む。
そのまま重力に身を任せると、ぽっかりと空いた闇の中へと落ちて行った…。
疲れた\(^o^)/
この後エレベーターに乗ったり色々あって求婚されて「私はあなたのこと愛してないから」ってクールチキちゃん発動して船に乗り込み脱出するところで目が覚めたんだけどチキちゃんかわいいよ!!!でも相手チキトくんじゃなかった!!可哀想に!!(
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プロフィール
HN:
海光錆架(セイカ)
自己紹介:
神(友人)と運命的な出会いをし、斯く斯く然々で気がついたら海音コウに声を授けていた。
謎の組織ベンキョウダーに画才と文才を奪われたが、その後幾度と無く危機を乗り越え、伝説のUTAUマスターになるため旅を続けている。
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